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創作漫画の公開Webサイト【琥珀座】のブログです。
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2012.09.06 Thu
ライトノベルは滅多に読まないのだけれど…黄色い可愛い表紙とアヒルのタイトルに釣られて、立ち読みして引き込まれました。
ahirubus.jpg
架空のはとバス、入社ガイド五年目の女の子が主人公。恋愛度は限りなく低いお仕事物語です。おせっかいな上司、イケてない相棒運転手、反りの合わない同僚…頼りになる先輩もいるけどスポコン並みに厳しいお局もいる。そして手の掛かり過ぎる新入社員から一癖もふた癖もあるツアー客まで。

懸命に?適当に?でもお客様へのサービスは万全に。しかし一生の仕事と考えている訳ではなく…。バスガイドじゃなくても全てのOLが経験するような、働く20代女子のあやふやな葛藤が楽しく懐かしく描かれています。何が懐かしいって、学生時代の部活のノリですよ!

物語は月刊誌の連載だったらしく、文庫で章を追って読んでるとテレビの連ドラを観ているようでした。随分と業界の細かい所まで調べてあり、きっと著者は実際に何度も何度もはとバスに乗ったんだろうな~と思います。

回を重ねるごとに段々と事件が浮上して来て、ストーリーは深刻になるかと思いきや見事なオチが待っています。何気ない回のちょっとしたエピソードが後の複線になっていて、脚本?の面白さが際立ちます。
時々女の子をすごく上手く描く男性作家がいるけれどその類だと思いました。

作中に、必須アイテムとして何度も登場するピノにはスポンサーでも付いてるのか?と思いましたが、小道具としての使われ方がレベルアップして行く様を見て納得しました。

そんなひとコマ…主人公が尊敬する?先輩に、重大な告白を告げられるまでのシーンを描きました。端折りましたがこのピノの見事なガイドシーンは圧巻でした。

 
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■2015/7/3~追加:何と!NHK・BSプレミアムでドラマ化されますよ!。主演は藤原紀香、日曜pm10:00~・全8話だそうです。原作の主人公は20代なので藤原紀香がどうやるの?と思いましたが、けっこう脚色されてるようです。20代女子も40代女子(?)も、女は悩みが永遠に尽きないってトコをやってくれるんでしょうね。「天皇の料理番」を観た後にチャンネル合わせようと思います。
リンク貼っときます。→ NHK/・BSプレミアムドラマ「ある日・アヒルバス」

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2011.11.27 Sun
「女教皇ヨハンナ」
9世紀 暗黒時代、身分差別や男女差別が当たり前の時代に、自らの望みを叶えるために男としての人生をえらび、修道士から教皇にまで登り詰めたひとりの女性の物語…。

タロットカードの「女教皇」のモデルとなった人物です。果たして「女教皇ヨハンナ」は実在したのか?現在、バチカンはその存在を否定していますが、16世紀の宗教改革までは民間でも良く知られていて、これまでも多くの作家や芸術家が「女教皇ヨハンナ」を題材にした作品を遺しています。

伝えられているヨハンナの生い立ちは、生まれと父親と身を置いていた僧院以外の事はほとんど解っていませんから、これほど創作意欲を掻き立てられるモチーフは有りませんね。

過去の物は結構スキャンダラスな内容が多いみたいですが、この作品は著者も訳者も女性です。現代の女性がわりと共感出来る内容で描かれています。その代わり歴史に深い男性には物足りないか、納得が行かないかも知れません。
なにせイケメンの騎士との純愛ロマンスが用意されていますから…。

大部分がフィクションでありながらも、事件は史実に基き、衣食住の描写も記述に沿って細やかに描かれています。ハーブ好きとしては興味のある名詞も多く登場するのが嬉しいです。
上記の1P漫画は、少女時代の、大筋とはあまり関係の無いエピソードですが、このイジワル奥様の陰謀もあって主人公は僧院に潜り込む事が出来たので、私としては好きな部分です。

誕生から少女時代を中心に描いた上巻と、男として僧院で暮らし教皇で亡くなるまでの下巻、どちらも一気に読めてしまいます。文庫になるまで待てなくて購入してしまいました。
2009年にドイツで映画化されていますが、残念ながら日本での公開はありませんでした。DVDも日本語訳はなく海外版をネットで手に入れるしかないようです。

 
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2011.11.07 Mon
いきなり、1ページ漫画で驚かれたと思います。こんな形式のブックレビューをずっと描きたいと思っていました。サイトの方にUPするつもりでしたが、コチラの方が更新が楽なのでカテゴリー作りました。
BOOKレビュー「風の中のマリア」 

「風の中のマリア」ついに文庫で出たので紹介します。
上の漫画を読んで恋愛物を期待しないで下さい。内容はほとんど戦闘シーンです。これでもかこれでもかって位に殺戮シーンが続きます。

物語は オオスズメバチの生態をそのまま写し取った擬人化ストーリーです。夏の終わりに生まれたワーカー(働き蜂)のマリア、寿命は約1ヶ月、一生を狩りで送ります。帝国(巣)のシステムや他の虫たちとの関わりなど、描写を追って行く内に自然とオオスズメバチの生態が学習できます。ファンタジー仕立てですが充分ノンフィクションでも通用します。

私、フィクションもファンタジーもあまり好きではないのですが、コレは読めました。著者の元からのファンは、雰囲気があまりにも違うのか評判は辛口です。でも思い込みが無いほうが楽しめるかも知れません。男女問わず小学生から大人まで読めると思います。

いま世間を騒がせているスズメバチですが、これを読むと意識が変わるかも知れません。晩秋の今読むと、とても味わいが深いです。
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2011.10.22 Sat
朝の連続テレビ小説「カーネーション」観てます。朝ドラをちゃんと観るなんて10数年ぶりです。勤めてたころは見る暇なんてないし、家で仕事するようになっても朝はゆっくりテレビ観る気になれませんでした。
 
本屋で表紙に魅かれて手にとった解説本を読んで観る気になりました。主人公が少女時代に働いてたお店が、私が子供の頃に住んでた店舗付き住宅に雰囲気が似ていて…きっと洋裁店を営んでいた母の方が夢中で観てると思います。

朝ドラにしてはいいフィルム使ってるし、セットも背景も小物も隅々にまでスタッフが気を配ってるのが解って観てて楽しいです。こんな雰囲気の漫画を短編で描きたい!と思いますが、大変なので断念します。
今週の朝ドラ観ながら落描き
番組HP← 背景に登場したカフェーの女給さんを描きました。これくらいで取り合えずは満足しときます。
観る気になった解説本↓


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