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2011.11.27 Sun
「女教皇ヨハンナ」
9世紀 暗黒時代、身分差別や男女差別が当たり前の時代に、自らの望みを叶えるために男としての人生をえらび、修道士から教皇にまで登り詰めたひとりの女性の物語…。

タロットカードの「女教皇」のモデルとなった人物です。果たして「女教皇ヨハンナ」は実在したのか?現在、バチカンはその存在を否定していますが、16世紀の宗教改革までは民間でも良く知られていて、これまでも多くの作家や芸術家が「女教皇ヨハンナ」を題材にした作品を遺しています。

伝えられているヨハンナの生い立ちは、生まれと父親と身を置いていた僧院以外の事はほとんど解っていませんから、これほど創作意欲を掻き立てられるモチーフは有りませんね。

過去の物は結構スキャンダラスな内容が多いみたいですが、この作品は著者も訳者も女性です。現代の女性がわりと共感出来る内容で描かれています。その代わり歴史に深い男性には物足りないか、納得が行かないかも知れません。
なにせイケメンの騎士との純愛ロマンスが用意されていますから…。

大部分がフィクションでありながらも、事件は史実に基き、衣食住の描写も記述に沿って細やかに描かれています。ハーブ好きとしては興味のある名詞も多く登場するのが嬉しいです。
上記の1P漫画は、少女時代の、大筋とはあまり関係の無いエピソードですが、このイジワル奥様の陰謀もあって主人公は僧院に潜り込む事が出来たので、私としては好きな部分です。

誕生から少女時代を中心に描いた上巻と、男として僧院で暮らし教皇で亡くなるまでの下巻、どちらも一気に読めてしまいます。文庫になるまで待てなくて購入してしまいました。
2009年にドイツで映画化されていますが、残念ながら日本での公開はありませんでした。DVDも日本語訳はなく海外版をネットで手に入れるしかないようです。

 
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